単相3線式
◆電力「単相3線式に関する問題」
単相3線式の幹線がある。
各線をr、n、tとすると、
電源電圧はr-nが104(v)、t-nが104(v)である。
線路抵抗はrが0.1(Ω)、nが0.2(Ω)、tが0.1(Ω)のとき、
r-n間に抵抗負荷20(A)とt-n間に抵抗負荷10(A)
が接続されている。
中性線が断線した場合の各負荷電圧を求めなさい。
ただし、負荷抵抗は断線前後で変化しないものとする。
解答
Vrn=67(V)
Vtn=140.7(V)
解説
Rrn=(104-20×0.1-10×0.2)/20=5(Ω)
Rtn=(104-10×0.1+10×0.2)/10=10.5(Ω)
断線後の電流
I2=208/(5+10.5+0.1+0.1)=13.2(A)
各負荷にかかる電圧
Vrn=5×13.2=66(V)
Vtn=10.5×13.2=138.6(V)
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