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2009年6月24日 (水)

火力発電

◆電力「火力発電に関する問題」

つぎにあげる汽力発電所における熱サイクル効率についての記述で
誤っているのはどれか。

1.蒸気の温度、圧力を高くすれば、タービン内で利用できる熱落差が大きくなり
熱効率が向上する。

2.復水器の真空度を向上させると、タービン内で蒸気が低い圧力まで膨張
できるので、熱効率が向上する。

3.蒸気を飽和温度以上に過熱すると、タービン入り口におけるエンタルピが
大となり、熱落差が大となって熱効率が向上する。

4.タービン内で膨張の途中の蒸気を再熱した後、タービンで再び膨張を
継続させると、再熱後の熱落差が大となるので熱効率が向上する。

5.タービンの膨張途中から一部蒸気を抽出して給水を過熱すると、
タービンの出力が減少し、熱効率が低下する。

解答

5.

解説

汽力発電所において、熱サイクル効率の向上を計るため採用されている
主な方法としては、高温高圧蒸気の採用、過熱蒸気の採用、復水器の真空度の
向上、再熱サイクルの採用、再生サイクルの採用などがある。
したがって、タービンの膨張途中で抽気し、給水を過熱すること、
つまり再生サイクルの採用は、タービンの出力は多少低下するが、
復水器の冷却水に持ち去られる熱量が減少するので、全体としては
熱効率が向上する。

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