« コイルのリアクタンス | トップページ | 三相誘導電動機 »

2008年6月 5日 (木)

汽力発電所のボイラー

◆電力「汽力発電所のボイラーに関する問題」

次の汽力発電所のボイラー関係の各装置に対応する説明を解答群より
選びなさい。

(1)節炭器
(2)再熱器
(3)過熱器
(4)空気予熱器
(5)電気集塵装置

解答群

(イ)燃焼ガス(その設置場所から煙道ガスという)の余熱を利用して燃焼用空気を
加熱するもの。

(ロ)再熱サイクルにおいて,熱効率の向上のため,高圧タービンと低圧タービンとの
間で蒸気をボイラーへ戻して再加熱するもの。

(ハ)煙道ガスの余熱を利用し,ボイラー給水を加熱し,ボイラープラント全体の
効率を高めるもの。

(ニ)煤煙中のすす、粉塵などの浮遊粒子にコロナ放電を利用して電荷を与え,
クーロン力により浮遊粒子を除去する装置。

(ホ)ボイラー本体で発生した蒸気を更に昇温して過熱蒸気をつくるもの。

解答

(1)-(ハ)
(2)-(ロ)
(3)-(ホ)
(4)-(イ)
(5)-(ニ)

解説

火力発電所において熱サイクルの効率の向上をはかるため、
高温、高圧蒸気の採用、再生・再熱サイクルの採用、復水器真空度の向上、
煙道ガスの余熱の回収などがあげられるが、このうち煙道ガスの余熱の
回収について説明する。
炉から排出された煙道ガスはなお多くの熱量を保有しているので、
これを回収して利用すば、熱効率の向上を図ることができる。

装置としては、節炭器と空気予熱器がある。
節炭器はボイラへ供給する給水を加熱するもので、これは熱効率の
向上とともに、給水の貯蔵所、給水中の不純物の除去などの降下がある。

空気余熱器は燃焼用の空気を予熱するもので、燃焼用の空気の温度を
高くすると燃料の燃焼は盛んになり、炉内温度は高くなってボイラの
吸収熱量は増し蒸発量は増加する。
また、燃焼速度は速くなり燃料は完全燃焼が行われるようになる。

|

« コイルのリアクタンス | トップページ | 三相誘導電動機 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/130958/21434428

この記事へのトラックバック一覧です: 汽力発電所のボイラー:

« コイルのリアクタンス | トップページ | 三相誘導電動機 »