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2008年4月16日 (水)

周波数

◆電力「周波数に関する問題」
次の周波数に関する問題の空白に当てはまる答えを解答群の中より
選びなさい。

わが国では、歴史的な経緯から西日本の(1)「   ]Hz地域と、
東日本の(2)「   」Hz地域が存在している。
50Hz地域では(3)「   」から技術を導入し、60Hz地域では、
(4)「   」から技術を導入した。
国内で周波数が分かれているのは、不利益となることが多いので、
過去には、周波数を統一しようという試みもなされたが、
成功には至らなかった。
現在では、電力の融通を図るために(5)「   」が設けられ、
運用されている。

解答群
イ.周波数変換所 ロ.直流送電線 ハ.50 ニ.60 
ホ.アメリカ ヘ.ヨーロッパ ト.中国 チ.豪州

解答

1-ニ
2-ハ
3-へ
4-ホ
5-イ

解説

かつて明治、大正時代の電気事業黎明期に現在よりも多くの電力会社が全国で
営業しており、主に東日本ではヨーロッパ系・50ヘルツ、西日本では
アメリカ系・60ヘルツの発電機を輸入していた。その後、しばしば
全国統一の努力が行われたが、莫大な費用と時間がかかるために実現せず、
現在に至っている。

周波数変換設備
(しゅうはすうへんかんせつび)
日本で使われている電気の周波数は、東日本が50ヘルツ、西日本が60ヘルツの
交流である。このままでは東西の電気がおたがいに使用できない。50ヘルツを
60に、60ヘルツを50に変える設備(せつび)が必要である。
これが周波数変換設備である。
現在、佐久間[電源開発・静岡県]と新信濃[東京電力・長野県]
周波数変換所の2か所で東西の電気が行き来できるようになっている。

「周波数統一と電気技術」は、電力周波数の統一に焦点をあてた技術史である。
技術的には望ましいと思える周波数統一は、繰り返し試みられながらも、
直流と交流の路線対立、大手電気事業者同士の競争関係など、歴史的事情から
実現しなかった。周波数の全国統一は、戦前期にも電力の国家管理、
国家総動員の一環として追求され、当初の目標には到達しなかったものの、
周波数の東西2地域に統一がなされた。周波数の全国統一は、
終戦直後の電力余剰期にも提案されたが、需要の急速な回復にともなって
計画は消滅した。しかし、佐久間周波数変換所の建設に引き継がれ、
両周波数間の電力融通として実現した。

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