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2008年4月29日 (火)

直流送電

◆電力「直流送電に関する問題」

交流送電と比較した直流送電の特徴として正しいものを3つ選びなさい。

1.異なった周波数の系統を接続できる。
2.系統の安定度を考慮する必要がある。
3.同電圧の交流よりも絶縁が難しい。
4.ケーブル送電では充電電流や誘電体損を考慮する必要が無い。
5.線路建設費が安い。
6.負荷電流や故障電流の遮断が容易にできる。

解答

1.
4.
5.

解説

直流送電は送電端で交流電力を変圧器によって適当な電圧に変成し、
変換器によって直流に変換して直流送電線路を通じて送電し、
受電端で直流を交流に変換する方式である。

変換器は、サイリスタバルブ等を三相ブリッジ桔線とする。
変換された直流は、直流リアクトルで脈動分を滑らかにする。
変換器で変換する際、無効電力を供給する必要があるので、
必要におうじて電力用コンデンサなどの調相設備を設ける。

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2008年4月28日 (月)

電力

◆理論「電力に関する問題」

抵抗10Ωの電熱器に10Aの電流を流したときの消費電力は何Wか。
この電熱器を1日に5時間使用した場合の消費電力量は何KWHになるか。
またこれは何kcalに相当するか。

解答

消費電力:1(KW)
消費電力量:5(KWH)
熱量:4300(kcal)

解説

p=I^2R=10^2×10=1000(W)=1(KW)

W=p・t=1×5=5(KWH)

1(KWH)=1000×60×60=36×10^5(J)

熱量H=0.24×36×10^5×5=4300(kcal)

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2008年4月27日 (日)

漏れ電流

◆法規「漏れ電流に関する問題」

定格容量10KVA、1次電圧6600V、二次電圧210Vの
単相変圧器に接続された低圧架空電線路の漏れ電流は、
電気設備技術基準によれば何(mA)以下となるか。

解答

23.8(mA)

解説

電技では、使用電圧に対する漏れ電流は、最大供給電流の
1/2000を超えてはならないと定められている。
この場合の最大供給電流Iは、

I=P/V

で与えられ、Pは変圧器容量、Vは使用電圧である。
ゆえに、

I=(10×10^3)/210=47.6(A)

漏れ電流をIgとするとその上限値は、

Ig=47.6/2000=23.8(mA)

但し、電線1本当りの値である。

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2008年4月26日 (土)

誘導電動機

◆.機械「誘導電動機のすべりに関する問題」

誘導電動機に関する次の各問の答を解答群の中から選びなさい。

1.通電後、回転子が静止しているときのすべりは何%か。
2.無負荷時、ほとんど同期速度で運転しているときの、すべりは何%か。
3.6極の三相誘導電動機が電源の周波数50Hzで、毎分950回転
する場合のすべりは何%か。

解答群

a.0 b.50 c.100 d.25 e.75
f.1 g.2  h.5   i.7  j.9

解答

1-c
2-a
3-h

解説
1.回転子が静止しているとき  nr=0
ゆえに、
S=(n0-nr)/n0=1・・・100%

2.無負荷のとき  nr=n0
ゆえに、
S=(n0-nr)/n0=0

3.
n0=(120×50)/6=1000(rpm)

S=(1000-950)/1000=0.05又は 5%

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2008年4月25日 (金)

ねん架

◆電力「ねん架に関する問題」

架空送電路のねん架を行う目的で正しいのはどれか。

1.残留電圧の現象
2.通信線への誘導障害防止
3.鉄塔の到壊防止
4.ギャロッピングの低減対策
5.電線接続点の美観の確保

解答

1.

解説

3相の送電線の配列順序がいつも一定だと、3相間でコイルやコンデンサ
成分のバランスが崩れ、1相分のみのコイルやコンデンサ成分だけが増大
したり減ったりする可能性がある。この結果、3相中性点のバランスが取
れず、中性点接地方式の遮断器が正常動作しないといったことが考えられ
る。よって、3相のバランスを取るため、3相の電線の配列順序を時々入
れ替えてやることを「ねん架」をいう。

架空送電線路の電線の線間距離が等しくないと、
各線のインダクタンスや静電容量が異なることになる。
このため、電圧が不平衡になるほか、変圧器の中性点に
残留電圧Eが現れる。

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2008年4月24日 (木)

交流回路

◆理論「交流回路に関する問題」

50Hz、100Vの起電力を抵抗10(Ω)、インダクタンス0.1(H)
の回路に加えたときの電流及び電圧と電流間の位相差を求めよ。

解答

電流:3.03(A)
位相差:72.3°

解説

ω=2πf=2×π×50=314であるから、
ωLは31.4(Ω)
故に、
Z=√(10^2+31.4^2)=√(1086)=33(Ω)

したがって、
I=E/Z=100/33=3.03(A)

位相差θ=tan^-1(31,4/10)=72.3°

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2008年4月23日 (水)

電圧及び周波数

◆法規「電圧及び周波数に関する問題」

次の省令で定められた電圧と周波数に関する記述で、文中の空白に
適合する答えを解答群の中から選びなさい。

省令で定める電圧の値は、その電気を供給する場所において、
次の表の左欄に掲げる標準電圧に応じて、それぞれ同表の
右欄に掲げるとおりとする。

標準電圧           維持すべき値
100V   (1)「   」Vの上下(2)「   」Vを超えない値
200V   (3)「   」Vの上下(4)「   」Vを超えない値

2.省令で定める周波数の値は、その者が供給する電気の
標準周波数 (5)「   」値とする。

解答群
イ.100 ロ.101 ハ.102 ニ.200 ホ.201 ヘ.202
ト.4   チ.5   リ.6   ヌ.20  ル.21  ヲ.22
ワ.の上下1%以内の カ.に等しい ウ.の上下0.1%以内の

解答

(1)-ロ
(2)-リ
(3)-ヘ
(4)-ヌ
(5)-カ

解説

電気事業法では、
電気事業者は(卸電気事業者を除く)はその供給する電気の
電圧及び周波数の値を省令で定める値に維持するように
努めなければならない。
と規定している。

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2008年4月21日 (月)

エレベータ

◆機械「エレベータに関する問題」

最大積載荷重500Kg、昇降速度毎分60mの
エレベータ用電動機の容量を求めよ。
但し、昇降箱の重量は700Kg、平衡おもりの重量は500Kgとする。
エレベータの機械効率を0.78、余裕率を1.0とする。

解答

電動機は11KWを選定する

解説

電動機の所要出力:P(KW)
エレベータの機械効率:η
余裕率:k
上昇速度:V(m/s)
巻上げ重量:m0(Kg)
積載荷重: m (Kg)
昇降箱重量:mC(Kg)
平衡おもり:mb(Kg)

巻上げ重量m0=m+mC-mb=500+700-500=700(Kg)

P=(9.8・k・m0・V)/η (W)
=(9.8×1.0×700×(60/60))/0.78
=8795(W)
したがって、電動機は11KWを選定する。

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2008年4月20日 (日)

配電線路(支線)

◆電力「配電線路(支線)に関する問題」

地表上の高さ10mの位置で高圧架空電線を引き止め、
1000Kgの水平張力を受けている垂直に建柱された電柱がある。
この水平張力を地表上10mの位置に取り付けた根開き5mの
支線で受ける場合、この支線の受ける張力を求めよ。

解答

2236Kg

解説

T:支線の張力 (Kg)
P:水平張力  (Kg)
θ:電柱と支線のなす角 (deg)

T=P/SINθ

ここで、SINθ=5/√(10^2+5^2)

よって、
T=1000×[√(10^2+5^2)/5]=2236(Kg)

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2008年4月19日 (土)

直流電圧計

◆理論「直流電圧計に関する問題」

内部抵抗のある直流電源の電圧を測定したが、
内部抵抗250Ωの電圧計を使用したときは50V、
750Ωの電圧計を使用したときは75Vの指示であった。
無負荷の場合の電源電圧及び電源の内部抵抗を求めよ。

解答

電源電圧100V、内部抵抗250Ω

解説

内部抵抗250Ωの電圧計を使用したときの電流I1は、
I1=50/250=0.2(A)

内部抵抗750Ωの電圧計を使用したときの電流I2は、
I2=75/750=0.1(A)

よって、
E=0.1×(R+750)・・・・(1)
E=0.2×(R+250)

したがって、電源の内部抵抗Rは、
0.1R=25 より、
R=250(Ω)

この値を式(1)に代入すると、
電源電圧Eは、

E=0.1×(250+750)=100(V)

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2008年4月18日 (金)

電圧区分

◆法規「電圧区分に関する問題」

低圧とは、
直流の場合(1)「   」V以下のもの。
交流の場合(2)「   」V以下のもの。
高圧とは、
直流の場合(3)「   」Vを超え(4)「   」V以下のもの。
交流の場合(5)「   」Vを超え(6)「   」V以下のもの。
特別高圧とは、
(7)「   」Vを超えるもの。

解答群
イ.400 ロ.600 ハ.700 ニ.750
ホ.6000 ヘ.7000 ト.8000

解答

(1)-ニ
(2)-ロ
(3)-ニ
(4)-ヘ
(5)-ロ
(6)-ヘ
(7)-ヘ

解説
その他以下のような電圧区分がある

弱電流回路
電圧30V未満の電気設備で、電圧30V以上の電気設備と電気的に
接続されていない回路。

小勢力回路
最大電圧が60V以下
(最大使用電流及び変圧器の2次短絡電流が下表以下であること)
でかつ対地電圧300V以下の電路と絶縁変圧器で結合された回路。

最大使用電圧(V)  最大使用電流(A)  変圧器の2次短絡電流(A)
 15以下         5            8
15を越え30以下     3            5
30を越え60以下     1.5          3

超高圧  187~275KV
超超高圧 500KV
750KV以上をUHV

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2008年4月17日 (木)

電熱

◆機械「電熱に関する問題」
次の1から5の用途に対応するヒーターを解答群の中より選びなさい。

1.軒先凍結防止ヒーター(ルーフヒーター)
2.配管凍結防止ヒーター
3.ロードヒーティング
4.焼き付け塗装
5.電気温水器

解答群
イ.面状発熱体
ロ.赤外線ランプ
ハ.テープヒーター
ニ.シーズヒーター
ホ.電熱線ユニット

解答

1-イ
2-ハ
3-ホ
4-ロ
5-ニ

解説

イ.面状発熱体
ルーフヒーティングは屋根の下地とカラートタンの間に敷設することから
面状の発熱体を使用することが多い。

ロ.赤外線ランプ
200w~500wのレフランプ式のものを複数集めて使用する。
平面を均一に加熱できる特徴がある。

ハ.テープヒーター
最近多く使われている制御ヒーターケーブルは、
2本の導線間に電圧(AC100Vまたは200V単相)を加えることにより、2本の導線
を包んでいる黒色ポリマー体が発熱する。このポリマー体は、ヒーターが置か
れている物体表面および周囲の温度環境に応じて発熱する量(出力)を変化させ
ながらバランス良く暖める。
・異常加熱を起こさず安全
・重ね施工が出来る
・抵抗線ヒーターと比べ、断線・焼き切れの心配がない
・平坦な形状で柔軟性があり、取り付け作業が簡単
・周囲状況に応じて発熱量を適切にコントロールし、経済的
などの特徴がある。

ニ.シーズ・ヒーター(sheath heater)
もともとは、
耐熱被覆が赤熱するニクロム線の電熱コンロ。俗称は「蚊取り線香」。
の意味。
最近では、発熱線を金属管に入れて石英粉などの耐熱性のある絶縁物を
充填したものをいう。投げ込みヒータともいう。

ホ.電熱線ユニット
ロードヒーティングに使われるヒーターの主流は、電熱線を波上に延ばして
ユニット形式にしたもの。1m^2当り200から300Wを敷設する。

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2008年4月16日 (水)

周波数

◆電力「周波数に関する問題」
次の周波数に関する問題の空白に当てはまる答えを解答群の中より
選びなさい。

わが国では、歴史的な経緯から西日本の(1)「   ]Hz地域と、
東日本の(2)「   」Hz地域が存在している。
50Hz地域では(3)「   」から技術を導入し、60Hz地域では、
(4)「   」から技術を導入した。
国内で周波数が分かれているのは、不利益となることが多いので、
過去には、周波数を統一しようという試みもなされたが、
成功には至らなかった。
現在では、電力の融通を図るために(5)「   」が設けられ、
運用されている。

解答群
イ.周波数変換所 ロ.直流送電線 ハ.50 ニ.60 
ホ.アメリカ ヘ.ヨーロッパ ト.中国 チ.豪州

解答

1-ニ
2-ハ
3-へ
4-ホ
5-イ

解説

かつて明治、大正時代の電気事業黎明期に現在よりも多くの電力会社が全国で
営業しており、主に東日本ではヨーロッパ系・50ヘルツ、西日本では
アメリカ系・60ヘルツの発電機を輸入していた。その後、しばしば
全国統一の努力が行われたが、莫大な費用と時間がかかるために実現せず、
現在に至っている。

周波数変換設備
(しゅうはすうへんかんせつび)
日本で使われている電気の周波数は、東日本が50ヘルツ、西日本が60ヘルツの
交流である。このままでは東西の電気がおたがいに使用できない。50ヘルツを
60に、60ヘルツを50に変える設備(せつび)が必要である。
これが周波数変換設備である。
現在、佐久間[電源開発・静岡県]と新信濃[東京電力・長野県]
周波数変換所の2か所で東西の電気が行き来できるようになっている。

「周波数統一と電気技術」は、電力周波数の統一に焦点をあてた技術史である。
技術的には望ましいと思える周波数統一は、繰り返し試みられながらも、
直流と交流の路線対立、大手電気事業者同士の競争関係など、歴史的事情から
実現しなかった。周波数の全国統一は、戦前期にも電力の国家管理、
国家総動員の一環として追求され、当初の目標には到達しなかったものの、
周波数の東西2地域に統一がなされた。周波数の全国統一は、
終戦直後の電力余剰期にも提案されたが、需要の急速な回復にともなって
計画は消滅した。しかし、佐久間周波数変換所の建設に引き継がれ、
両周波数間の電力融通として実現した。

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2008年4月15日 (火)

誘電体

◆理論「誘電体に関する問題」
つぎの誘電体に関する記述で、文中の空白に適合する答を
解答群の中より選びなさい。

誘電体では、電界Eと(1)「   」Dとの間には、
(2)「   」という関係がある。
普通の誘電体では、誘電率εが常に一定である。
しかし、(3)「   」が10^2~10^4というように
極めて大きな誘電体では、(4)「   」によってεが変化する。
このような誘電体を(5)「   」という。

解答群
イ.強誘電体 ロ.電界の強さ ハ.磁界の強さ ニ.誘電率 ホ.比誘電率
ト.D=εE チ.D=ε/E リ.磁束密度 ヌ.半導体 ル.電束密度

解答

(1)-ル
(2)-ト
(3)-ホ
(4)-ロ
(5)-イ

解説

・電体に電界を加えるとき、表面に表れる分極電荷は外部に取出せない。
・誘電体の分極は、原子や分子の双極子モーメントによって生ずる。
・界Eと電束密度Dの間には、D=εEの関係があり、εを誘電率という。
・の比誘電率が大きいのは、分子が非対称で双極子モーメントをもって
いるためである。

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2008年4月14日 (月)

屋内配線設計

◆法規「屋内配線設計に関する問題」

次の配線設計に関する問題に適合する答を解答群のなかより選びなさい。

1.住宅におけるコンセント1個所あたりの設計容量
2.一般的事務室の机上の設計照度
3.40戸の集合住宅の需要率
4.単相3線式低圧幹線の不平衡率の最大値
5.低圧誘導電動機の許容電圧変動幅

解答群
A.500lx B.1000Ix C.100VA D.300VA
E.±15% F.±10% G.68% H.46%
I.140% J.125%

解答

1.-C.
2.-B.
3.-H.
4.-I.
5.-F.

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2008年4月13日 (日)

変圧器

◆機械「変圧器の絶縁油に関する問題」

次にあげる変圧器の絶縁油に求められる性質で誤っているのはどれか。
1.絶縁耐力の高いこと
2.冷却作用の大きいこと
3.水分・ガス・塵質などの含有量の少ないこと
4.粘度が高く、熱の放散のよいこと
5.引火点の高いこと

解答

4.粘度が高く、熱の放散のよいこと
(正解は、粘度が低く、熱の放散がよいこと)

解説

その他に、
凝固点の低いこと、科学的に安定で金属を腐食しないこと
(酸又はアルカリを含有しないこと)、油の劣化の原因となる物質を
含有しないことなどがある。

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2008年4月12日 (土)

ギャロピング

◆電力「ギャロピングに関する問題」

ギャロッピングによって送電線が振動する要因で誤っているのはどれか。

1.送電線に対する強い横風
2.地震
3.送電線に対する着氷
4.送電線の固有振動数との同調
5.電線の太さや形状

解答

2.地震

解説

送電線でのギャロッピング
送電線のギャロッピング現象は、日本国内では北海道や東北、北陸や
関東の一部など、冬期間に降雪がある地域で報告例があり、海外では
カナダ、アメリカなどで観測されている現象である。
特に最近送電線が大型化し鉄塔高が高くなってきていることにより、
国内でも発生が見られるようになってきた。
送電線のギャロッピングは、電線に雪が三日月状に着雪し、外形が
翼状になり、これに風が横から吹きつけることにより、
電線に揚力が発生し、電線が振動し始めるもので、振動が大きくなると、
電線同士が接近し、回線が短絡して瞬時電圧低下をもたらす。

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2008年4月11日 (金)

ベクトル軌跡

◆理論「ベクトル軌跡に関する問題」

ベクトルZ=R+jXがある。
つぎのそれぞれの場合、対応する答を解答群の中から選びなさい。

1.jX及びωが一定でRが変化するとき、Zのベクトル軌跡
2.Rが一定でjX又はωが変化するとき、Zのベクトル軌跡
3.Rが一定でjXが変化するとき、電流Iのベクトル軌跡

解答群
A.円
B.実軸に平行なベクトル軌跡
C.虚軸に平行なベクトル軌跡

解答

1-B
2-C
3-A

解説

電気回路を分析するうえで、回路素子R,L,Cや角周波数ωが変化するとき、
電圧、電流、等価インピーダンスなどのベクトルがどのように変化していくか、
その様子を知ることは、重要である。
計算で答えを出す前にまず、おおよその様子を予見して、答えの見当をつけて
おくとよい。
(1)R+jXのインピーダンスがあって、Rが一定の場合、
ベクトルの先端が描く軌跡は、虚軸と平行になる。
Xを誘導性に限らず容量性まで含めれば、横軸上のRの点を通り虚軸に平行な、
上下に無限にのびた直線上を、ベクトルの頭が移動するので、
この直線が「ベクトル軌跡」となる。
Xが変化するのは、L、Cが変化するときと、ωが変化するときがある。

(2)ベクトル軌跡は、インピーダンスに限らず、電圧、電流、アドミタンス、
などおよそ全てのベクトルで表されるものについていえる。

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2008年4月10日 (木)

火薬庫

◆法規「火薬庫における電気設備に関する問題」

次の火薬庫における電気設備の施設に関する記述で誤っているのはどれか。

1.火薬庫には原則として電気設備を施設してはならない。
2.対地電圧は150V以下とする。
3.施設できる機器は白熱電灯または蛍光灯で全閉型とする。
4.火薬庫内に防爆型の配電盤を設ける。
5.配線はケーブルを使用し、かつ地中埋設すること

解答

4.火薬庫内に防爆型の配電盤を設ける。

解説

火薬庫内の電気設備に電気を供給する電路には、火薬庫以外の場所に
おいて、専用の開閉器及び過電流遮断器を各極(過電流遮断器にあっては、
多線式電路の中性極を除く。)に取扱者以外の者が容易に操作できない
ように施設し、かつ、電路に地絡を生じたときに自動的に電路を遮断し、
または警報する装置を設けなければならない。

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2008年4月 8日 (火)

誘導電動機の負荷時間率

◆機械「誘導電動機の負荷時間率に関する問題」

1サイクルの運転が、正転10秒、停止20秒、逆転15秒、停止15秒の
電動機がある、負荷時間率を求めよ。

解答

41.7(%)

解説

負荷時間率(%ED)は次式によって求められる。

%ED={運転時間/(運転時間+停止時間)}×100

={(10+15)/(10+15+20+15)}×100
=41.7(%)

定格出力で異常なく運転を続けうる時間を時間定格といい、
銘板に記載している、また、電動機は、一定連続の負荷をかけるととか、
間欠的に使うとかいろいろのモードで運転される。
このような時間的な使用状態を使用と名付けている。

使用には、連続使用、短時間使用、反復使用などがあり、
定格には、連続定格、短時間定格、反復定格、等価定格などがある。
定格はモータに保証された使用限度である。

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2008年4月 7日 (月)

送電線の塩害対策

◆電力「送電線の塩害対策に関する問題」

次の文章は送電線路の塩害対策について述べたものである。
誤っているものを選びなさい。

1.碍子の連結数を多くするなどの過絶縁を行う
2.碍子に鉱物油などの発水物質を塗布する
3.水を噴射して塩分を洗浄する
4.送電ルートを塩害の少ない地域を通るように変更する
5.長幹碍子などの特殊碍子を使用する

解答

2.碍子に鉱物油などの発水物質を塗布する

解説

塩分などが付着しても、発水性があればフラッシュオーバを起すことは
ない。このため、グリース状のシリコーンコンパウンドなどを
碍子の表面に塗布する。
送電線路ではあまり行われない。

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2008年4月 5日 (土)

半導体

◆理論「半導体に関する問題」

次のA群の記述に対応する、語句又は記号をB群の中より選びなさい。

A群
1.P形半導体の多数キャリア
2.P形半導体の少数キャリア
3.N形半導体の多数キャリア
4.N形半導体の少数キャリア
5.ドナー

B群
イ.自由電子
ロ.正孔
ハ.ホウ素
ニ.リン

解答
1-ロ
2-イ
3-イ
4-ロ
5-ニ

解説

半導体の抵抗率は、特別な不純物原子をわずかに混入するだけで大きく
減少する。
不純物半導体は、多数の自由電子が存在するn形半導体と、
ホールが多く存在するp形半導体に分けられる。

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2008年4月 4日 (金)

施設場所と配線方法

◆法規「施設場所と配線方法に関する問題」

つぎの各施設場所で行った、配線方法で誤っているのはどれか。

1.展開した水気のある露出場所にがいし引き配線を行った。
2.湿気のある点検できない隠蔽場所に金属管配線を行った。
3.乾燥した露出場所にCD管配線を行った。
4.点検できる隠蔽場所に金属ダクト配線を行った。
5.屋外屋側の雨線外にケーブル配線を行った。

解答

配線方法で誤っているのは、
3.乾燥した露出場所にCD管配線を行った。

解説

CD管は、直接コンクリートに埋め込んで施設する場合を除き、
専用の不燃性又は自消性のある難燃性の管、またはダクトに
収めた場合に限り、施設できる。
CD管がコンクリート埋め込み専用なのは、防火上の理由に
よるものである。
合成樹脂可とう電線管でも、PF管は難燃性であり露出、隠蔽配線工事に
使用できる。

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2008年4月 3日 (木)

メカトロニクス

◆機械「メカトロニクスに関する問題」

メカトロニクスのシステム構成には、
センサ(知覚)、コンピュータ(判断)、アクチュエータ(動作)等が
あるが、この中でセンサには具体的にどのようなものがるか述べなさい。

解答

1.熱電子変換素子(温度センサ)
熱電対、サーミスタ、半導体温度センサ、測温抵抗体

2.光電変換素子
光電管、光電子増倍管、光起電力セル、ホトトランジスタ
光導電素子(cds)、ホトダイオード(PD)

3.感圧素子(圧力センサ)
半導体ひずみゲージ、感圧ダイオード、感圧トランジスタ、圧電半導体

4.その他のセンサ
磁気センサ、超音波センサ、ガスセンサ、温度センサ

解説

メカトロニクスとはメカニクス(Mechanics:機械学)
またはメカニズム(Mechanism:機構)と
エレクトロニクス(Electronics:電子工学)
さらに情報の各技術を組み合せてシステム化した応用範囲の広い
技術である。
特に、近年では、コンピュータ・LSIをはじめとする
急速な技術開発に伴い目覚しく発展している。

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2008年4月 2日 (水)

コージェネレーション

◆電力「コージェネレーションに関する問題」

次の文章はコージェネレーション(熱併給発電)ついて述べたものである。
文中の空白に当てはまる適当な語句を解答群の中より選びなさい。

コージェネレーション設備とは、(1)[   ]により発電を行う
一方で(2)[   ]より発生する(3)[   ]を回収して
(4)[   ]、(5)[   ]等を行い、エネルギーを
効率よく多段的に利用することを目的とした設備である。

解答群
(イ)冷暖房 (ロ)浄化 (ハ)ろ過 (ニ)駆動装置
(ホ)燃料電池 (ヘ)原動機 (ト)排水 (チ)給湯
(リ)ボイラー (ヌ)廃熱

解答

(1)-(ニ)
(2)-(ヘ)
(3)-(ヌ)
(4)-(イ)
(5)-(チ)

解説

諸外国よりも割高であると指摘される電力料金を背景として、
オイルショック以降、従来の発電のみのシステムと比較して
総合的熱効率の高いコージェネレーションシステムが
注目されるようになった。
電力料金が割高に設定されている、業務用電力の大規模商業施設や
ホテル、レジャー施設など廃熱の利用を有効に行える施設を中心に
普及が進んでいる。
しかし、電力自由化の波の中にあって、電力会社にとっても、
コージェネレーションの存在は脅威となり、
平成12年から順次、業務用電力料金単価の引下げが
各電力会社で行われたことにより、
今後の普及にはかげりが出る恐れもある。

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