« 2008年2月 | トップページ | 2008年4月 »

2008年3月31日 (月)

ヒステリシスループ

◆理論「ヒステリシスループに関する問題」

次のA群の記述に対応する、語句又は記号をB群の中より選びなさい。

A群
1.残留磁気(残留磁束密度)
2.保磁力
3.飽和磁化
4.スタインメッツ係数
5.ヒステリシス曲線の囲む面積

B群
イ.ヒステリシス
ロ.Br
ハ.1.6
ニ.磁気双極子モーメント
ホ.Hc

解答
1-ロ
2-ホ
3-ニ
4-ハ
5-イ

解説

B-H平面上でのループに囲まれた面積は磁性体の中で生じる
熱エネルギーに等しい。これをヒステリシス損という。
磁性体を磁化するためにコイルに電流を流すためには、電源から
エネルギーを供給する必要がある。
供給したエネルギーは以下のようになる。

1.コイルの抵抗によって熱に変る。
2.磁性体を含んだコイルの内部や外部に磁気エネルギーとして蓄えられる。
3.磁性体の中で熱に変る。これをヒステリシス損という。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月30日 (日)

電力料金

◆法規「電力料金に関する問題」

次の特高需要家における1ヶ月の電力料金を計算せよ。
但し、
契約電力は3000(KW)
その月の使用電力量は800,000(KWH)
その月の昼間の有効電力量は600,000(KWH)
その月の昼間の無効電力量は200,000(KVARH)
基本料金単価は1840(円/KW)
使用料金単価は9.51(円/KWH)

解答

13、204、800(円)

解説

その月の力率を求めると、
COSθ=COS・ATAN(200000/600000)
=0.95
∴95(%)

基本料金Kは、
K=3000×1840×(1-(95-85)/100)
= 4968000(円)

使用料金Sは、
S=800000×9.51= 7608000

その月の電力料金Dは
D=(K+S)×(消費税)
=(4968000+7608000)×1.05
= 13、204、800(円)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月29日 (土)

変圧器の並行運転

◆機械「変圧器の並行運転に関する問題」

次にあげる単相変圧器の並行運転の条件で誤っているのはどれか。

1.各変圧器の極性が一致していること
2.各変圧器の巻数比が等しく、一次及び二次の定格電圧が等しいこと
3.各変圧器の%インピーダンスが容量に比例していること
4.各変圧器のインピーダンス角が等しいこと

解答

3.各変圧器の%インピーダンスが容量に比例していること
(各変圧器の%インピーダンスが容量に反比例していること)が正しい

解説

三相変圧器の並行運転の条件は上記の単相変圧器の条件に加えて、

5.一次、二次線間誘起電力の位相偏位(角変位)が等しいこと
6.相回転が合致していること

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月28日 (金)

架空地線

◆電力「架空地線に関する問題」

次にあげる架空地線の効果で誤っているのはどれか。

1.架空電線への雷の直撃からの保護
2.誘導雷の大きさの軽減効果
3.保護継電器動作の確実化
4.通信線に対する電磁誘導障害を軽減する
5.電線上の進行波を減衰させる効果

解答

3.保護継電器動作の確実化

解説

架空地線は架空電線の上部に電線路方向に1~2条設けられた
接地した金属線(亜鉛メッキ鋼より線、鋼心イ号アルミより線、
アルミ被鋼線など)で、架空電線へ雷の直撃からの保護、
誘導雷の大きさの軽減効果がある。
また、地絡電流の一部が架空地線を流れるので、
通信線に対する電磁誘導障害を軽減するほか、架空地線と電線との
電磁結合により、電線上の進行波を減衰させる効果もある。
架空地線は遮へい角が小さいほど効果が大きいので
重要な線路には2条設ける。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月27日 (木)

交流の電力

◆理論「交流の電力に関する問題」

ある高圧需要家の高圧受電盤における電圧が6500V、
電流が20Aで電圧及び電流は三相共平衡している。
この時、電力計が200KWを示していたとすれば、
力率は何%になるか。

解答

88.8(%)

解説

W=√3×20×6500×10^-3=225.2(KVA)

COSθ=P/W=200/225.2=0.888

∴88.8(%)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月26日 (水)

電線の離隔距離

◆法規「電線の離隔距離に関する問題」

次の離隔距離に関する記述に適合する数字を解答群のなかより選びなさい。

1.低圧絶縁電線を用いた低圧架空電線を植物の離隔距離

2.がいし引き工事による低圧屋側電線路で電線相互間の間隔

3.ケーブル工事による低圧屋内配線と弱電流電線または水管、ガス管、
もしくはこれらに類するものとの離隔距離

4.ケーブル工事による高圧屋内配線が他の高圧屋内配線、低圧屋内配線、
管灯回路の配線、弱電流電線又は水管、ガス管若しくはこれらに類する
ものと接近し、または交差する場合の離隔距離

解答群

a.3cm b.6cm c.8cm d.10cm
e.15cm f.20cm g.30cm

解答

1.-f  2.-b  3.-d  4.-e

解説

電験3種の法規では、離隔距離に関する問題は重要なポイントです。
高圧と低圧、架空線、屋側、機器、など
いろいろなパターンについて暗記する必要があります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月25日 (火)

同期発電機

◆機械「同期発電機に関する問題」

定格電圧6600V、定格出力5000(KVA)の三相同期発電機を
定格回転速度で運転したとき、励磁電流200Aに相当する
無負荷端子電圧及び三相短絡電流がそれぞれ6600(V)
及び600(A)であった。
この発電機の短絡比は?

解答

1.37

解説

定格出力をP(KVA)、定格電圧をV(V)とすると、
定格電流I(A)は、

I=P×10^3/(√3・V)
=5000×10^3/(√3×6600)=437.4(A)

励磁電流200(A)のときの短絡電流をIs(A)とすると、
短絡比KSは次の式から求められる。
Isは題意から600(A)であるから、

Ks=Is/I=600/437.4=1.37

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月24日 (月)

蒸気タービン

◆電力「蒸気タービンに関する問題」

文中の空白に適合する答を解答群の中より選びなさい。

運転中の蒸気タービンの負荷が急減すると、回転速度が上昇するため、
発電用タービンにおいては(1)[   ]が動作して
蒸気量を(2)[   ]する。
万一、回転速度が定格速度の(3)[   ]%に達した場合には、
(4)が動作し、タービンの入口弁を瞬時に閉鎖するが、
これと同時に遮断器の開放とボイラーの(5)[   ]
が自動的に行われる。

解答群

a、減少 b、増加 c、停止 d、起動 e、調速機
f、減速機 g、111 h、150 i、非常調速機

解答

1.-e  2.-a  3.-g 4.-i 5.-c

解説

蒸気タービンは、蒸気の保有している熱エネルギーを機械的エネルギーに
変えるもので、蒸気の作用や機械的な構造などによって分類される。
(1)蒸気の作用による分類
(a)衝動タービン
(b)反動タービン

(2)動翼中における蒸気の流動方向による分類
(a)軸流タービン
(b)半径流タービン

(3)タービンケーシングの配列による分類
(a)くし形タービン
(b)並列形タービン

(4)使用蒸気の処理方法などによる分類
(a)復水タービン
(b)背圧タービン
(c)抽気復水タービン
(d)再熱タービン
(e)再生タービン
(f)抽気背圧タービン
(g)排気タービン
(h)混圧タービン

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月22日 (土)

スター・デルタ変換

◆理論「スター・デルタ変換に関する問題」
インピーダンスZab、Zbc、Zcaがデルタ(Δ)に接続されている。
これを星形(Y)に接続替すると、角相のインピーダンスZa、Zb、Zcは
それぞれ次のようになる。
各式の空白に当てはまる答を記入しなさい。

Za={Zab・(1)}/{Zab+(2)+Zca}

Zb={Zbc・(3)}/{Zab+Zbc+(4)}

Zc={Zbc・(5)}/{(6)+Zbc+Zca}

解答

(1)Zca  (2)Zbc  (3)Zab
(4)Zca  (5)Zbc  (6)Zab

解説

回路網中にデルタ(Δ)回路が含まれると、直並列の計算だけでは
扱えない。
この場合、端子a、b、cから見た条件が等価なスター(Y)
回路に変換すると直並列計算が可能になる。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年3月21日 (金)

地中埋設電線路

◆法規「地中埋設電線路に関する問題」

管路引入れ式地中電線路工事で規制されていないものはどれか。

1.管は車両その他の重量物の圧力に耐える
2.水が浸入し難い管を使用する
3.電線にケーブルを使用する
4.車両その他重量物の圧力を受ける恐れのある場所では1.2m以上の
深さに埋設する。
5.地中電線の被覆にしようする金属体にはB種接地工事を施す

解答

4.

解説

管路引入れ式では埋設深さは規定されていない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月20日 (木)

エレベータ

◆機械「エレベータの4象限運転に関する問題」

トラクション式のエレベータにおいて、
下記の4つの運転状態のとき、駆動用の誘導電動機が、
エネルギーを消費する場合はAを
エネルギーを発生する場合はBを
記入しなさい。

1.カゴ内が満員で定格速度上昇しているとき
2.カゴ内が無負荷で定格速度上昇しているとき
3.カゴ内が無負荷で定格速度下降しているとき
4.カゴ内が満員で定格速度下降しているとき

解答

1.-A
2.-B
3.-A
4.-B

解説

現在、多くのエレベータは、昇降路の直上に交流電動機と巻上げ機を設置し、
巻上げ機の綱車にロープをつるべ式に掛けて、ロープの一端はかごを、
多端にはつり合いおもりを取付けている。こうのような方式をトラクション式
と呼んでいる。
つり合いおもりの重量は、(かごの自重+定員(定格積載荷重)の50%)に
設定されているのが一般的である。
このため、エレベータは、乗っている乗客の重量とその運動方向によて
力行(エネルギーの消費)、回生(エネルギーの発生:発電)の
4象限運転を行う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月19日 (水)

水力発電所

◆電力「水力発電所に関する問題」

次の文中の空白に当てはまる答を解答群の中より選びなさい。

沈砂池は取入れ口と通過して水車に流入する(1)[   ]を
除去するための設備で、ここに(2)[   ]した
(3)[   ]を河川の(4)[   ]に排出する。
この設備は一般に(5)[   ]に近いところに設けられる。

解答群

A、下流  B、上流  C、取入れ口  D、放流口
E、土砂  F、土砂  G、沈殿    H、流木

解答

(1)-E  (2)-G  (3)-E  (4)-A
(5)-C

解説

取入れ口から取入れた流木には、土砂が含まれており、
堆積して通水量を減じたり、水圧鉄管や水車に流入して摩耗させる。
これを防ぐために沈砂池を設けるが、ダムの高さが大きく
貯水池、調整池として使用する場合は、
池内で土砂が沈殿するためとくに沈砂池を設けないことが多い。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月17日 (月)

磁性体

◆理論「磁性体に関する問題」

次の1~3は磁性体に関する記述である。
対応する磁性体の種類をA~Cの中より選びなさい。

1.磁界の方向に磁化される。

2.磁界と反対方向に磁化される。

3.磁界の方向に磁化されるものの内、特に磁化が大きいもの。

解答群

A.強磁性体

B.反磁性体

C.常磁性体

解答

1-C、 2-B、 3-A

解説

磁界中に物質を置いたとき、物質中に新たな磁束をつくる磁気的効果が
生ずる。
これを磁化といい、磁気的性質について考えるとき、磁性体という。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月16日 (日)

高圧受電設備

◆法規「キュービクル式高圧受電設備に関する問題」

次にあげる機器のうち、キュービクル式高圧受電設備(CB形)に
通常、内蔵されないものはどれか。

(1)主遮断装置(VCB)
(2)保護継電器
(3)変圧器
(4)PAS
(5)高圧進相コンデンサ、直列リアクトル

解答

(4)PAS

解説

PAS(柱上気中開閉器)は通常引込み第1柱に設けられ、
電力会社との保安上の責任分界点となる区分開閉器としての
役割をもつ。

PASには、地絡継電器(GR)や地絡方向継電器(DGR)が
とりつけられ、地絡事故が需要家構内で発生したときに、
遮断する。他の需要家での地絡事故による不必要動作を
防止するため、地絡方向継電器を設備するほうが望ましい。

また、気中開閉器には短絡電流を遮断する能力がないので、
短絡と地絡が同時に発生した場合に遮断動作をロックする、
過電流ロック機構付(SOG)が最近、使用されるようになった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月15日 (土)

変圧器

◆機械「変圧器に関する問題」

次の文中の空白に適当な答を記入しなさい。

変圧器は、周囲温度や(1)[   ]の変動によって油温が変化し、
油の容積が変化する。これを変圧器の(2)[   ]作用という。
これにより、変圧器内部に湿気を含む空気が持ち込まれ、
(3)[   ]作用によって不溶性の(4)[   ]を生じる。
このため絶縁油の絶縁耐力と(5)[   ]が低下する。

解答

(1)負荷 (2)呼吸 (3)酸化 (4)スラッジ (5)冷却

解説

呼吸作用は次のようにして起きる。負荷が変化すると、絶縁油の体積が
変化かする。絶縁油の体積が変化すると外箱内の気圧と大気圧とに
差を生じ空気が出入する。
スラッジは、絶縁油中のほとんどの成分である炭化水素が空気中の
酸素と反応して生成されるもので、不溶性の固体物質である。
スラッジはコイルの部分に沈積すると冷却を妨げる。

空気中の湿気が絶縁油に進入すると、機器絶縁物中に進入してその劣化
を来すのみならず電解の作用によって糸状に伸び絶縁破壊の原因になる。
絶縁油の劣化は空気中の酸素及び水分によるものが大きい。
したがって、劣化防止策としては、
(a)絶縁油を空気に触れさせない)コンサベータ、窒素ガス封入、
密閉構造タンク
(b)酸素を吸着させる(活性アルミナ)
(c)酸化作用を防止する(酸化防止剤の添加)

などがあるが、(a)の方法が広く採用される。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月14日 (金)

電力系統

◆電力「電力系統の電圧に関する問題」

次の文は電力系統の電圧区分に関する記述である。文中の空白に
当てはまる答えを解答群の中より選びなさい。

現在実用化されている代表的な発電所の種類は、
水力、火力及び原子力で、発生電力は、火力、原子力、水力の
順になっている。
発電所で発電された電気は、(1)[   ]の超高圧に昇圧し
一次送電線で一次変電所に送電している。

一次変電所は、超高圧の電気を(2)[   ]に降圧して
二次送電線で二次変電所に送電する。
また、大工場など電気の使用量が大きい需要家には、(2)[   ]
の電圧で直接電力を供給している。

二次変電所は、さらに(3)[   ]の電圧に降圧し配電用変電所に
送電する。
高層ビルなどは、この変電所から(3)[   ]の電圧で直接
電力を供給している。

解答群

(A)3.3KV又は6.6KV
(B)30KV又は20KV
(C)140KV~500KV
(D)1000KV~2000KV
(E)70KV又は60KV

解答

(1)-(C)
(2)-(E)
(3)-(B)

解説

配電用変電所は、6KVの電圧に降圧し高圧配電線に電力を
送っている。
住宅や商店などは柱上変圧器で200V/100Vに降圧して
電力を供給しているが、ビルや工場などには6KVの電圧で
電力を供給している。

一般に、発電所と変電所又は変電所と変電所間を結ぶ電線路を
送電線といい、変電所から需要家までの電線路を配電線と
呼んでいる。
ビルや工場などでは高い電圧で電力を受けるため、
その電圧を負荷に適した電圧に変成するための
受変電設備がある。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月11日 (火)

直列リアクトル

◆理論「直列リアクトルのインダクタンスに関する問題」

50Hz、3φ、7020V、319Kvar、のコンデンサに対する
6%の直列リアクトルの容量及びインダクタンスを求めよ。

解答

容量: 19.1(Kvar)
インダクタンス: 29.5(mH)

解説

直列リアクトルの容量は、コンデンサ容量Qcにコンデンサに対する
直列リアクトルの容量pをかけたものになる。

QL=319×0.06=19.1(Kvar)

リアクトルのインダクタンスは次の式で求められる。

L=p/(100・4π^2・f^2・C) ・・・(1)

L:直列リアクトルのインダクタンス(H)
p:コンデンサに対する直列リアクトルの容量(%)
f:周波数(Hz)
C:コンデンサの静電容量(F)

まず、コンデンサの静電容量を求める、

C=(Qc・10^9)/(2πf・E^2)(μF)

Qc:コンデンサ容量(Kvar)
E:定格電圧(V)

C=(319×10^9)/(2π・50・7020^2)
=20.6(μF)

従って式(1)より、

L=6/(100・4・π^2・50^2・20.6×10^-6)
=29.5(mH)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月10日 (月)

◆機械「直流機の巻線法に関する問題」

以下の表の空白に当てまる答えを解答群の中から選びなさい。

下表は直流機の電機子巻線の重ね巻と波巻の比較である。

          重ね巻        波巻

ブラシ数     極数に同じ    極数に関係なく2で良い

電機子巻線
並列回路数   [ (1) ]   極数に関係なく2

適用例     [ (2) ]   [ (3) ]

解答群

(A)低電圧、大電流  (B)高電圧、小電流
(C)極数に同じ    (D)極数に関係なく2

解答

(1)-(C)  (2)-(A)  (3)-(B)

解説

電機子の巻線方式には重ね巻と波巻がある。
重ね巻は並列回路数2aと磁極数2pが等しいので、
端子電圧Eは、

E=pφ(N/60)・(z/p)
=φz(N/60) (V)

また波巻は、並列回路数2a=2(磁極数に無関係)
であるから、a=1とおくと、

E=pφ(N/60)・(z/a)=pφ(N/60)z (V)

p:N,S 2極を1組とした組数
φ:1次極の磁束(Wb)
N:回転数(rpm)
z:電機子巻線の導体総数(本)
a:並列回路数は2aと表す

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月 8日 (土)

汽力発電所

◆電力「汽力発電所の熱効率に関する問題」

1リットルあたり9900kcalの発熱量をもつ
重油を使用する汽力発電所の1KWHあたりの
燃料費を算出しなさい。

ただし、重油の単価は1kリットルあたり40000円とし、
この発電所の熱効率を39%とする。

解答

燃料費C=
8.92(円/KWH)

解説

この発電所の発生電力量を1(KWH)とすれば、

1(KWH)=860(kcal)

であるから、発電所の出力熱量は860(kcal)
である。

熱効率η=出力熱量/入力熱量

だから、
入力熱量=出力熱量/熱効率
    =860/η (kcal)

この入力熱量を発生させるに要する重油の量は、

B=(860/η)/9900=860/(9900×0.39)
=0.223

重油の単価は1(kリットル)あたり40000(円)であるから、

燃料費C=B×40000/1000
=0.233×40
=8.92(円/KWH)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月 7日 (金)

エネルギー帯

◆理論「エネルギー帯モデルに関する問題」

次の問題の空白に当てはまる答えを解答群の中から選びなさい。

原子核のの周辺をまわっている(1)[   ]は、
とびとびの一定の(2)[   ]をもち、
これ以外の値を持つことは許されない。
この値は結晶のように隣の原子との間隔が小さいと、
相互干渉の影響を受け、ある幅をもった(3)[   ]となり
これを(4)[   ]と呼んでいる。

解答群

(A)ドナー (B)禁止帯 (C)帯状 (D)伝導帯
(E)電子  (F)エネルギー帯 (G)半導体 (H)エネルギー

解答

(1)-(E) (2)-(H) (3)-(C) (4)-(F)

解説

○金属の場合、最外側の荷電子帯(伝導帯)は、
電子によって全部満たされているわけではない。
したがって、外部からわずかの電界を加えることにより、
電子は容易に空いていたところに移り、金属内を自由に動き回る
ことができる。つまり導電率が高い。
絶縁体の場合は、充満帯の中の電子はエネルギーの隙間がないので、
動き回ることができない。また、充満体でない許容体は電子が
存在しないので動き回ることができない。
充満体でない許容体は電子が存在しないので、結局、電子は動けず
絶縁特性を示す。

しかし、絶縁体でも温度を著しく上げたり、高電界のもとに置かれると、
一部の電子が禁止帯を越えて伝導帯となり次第に導電性を
帯びるようになる。
したがって、半導体や絶縁体は温度が高いほど導電率が
上がってくる特徴がある。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月 6日 (木)

自家用電気工作物

◆法規「自家用電気工作物に関する問題」

つぎの文中の空白に当てはまる、語句を回答群より選びなさい。

自家用電気工作物として施設される(1)「   」の電気事故及びこれに
起因する波及事故を防止し電気保安を確保することを目的として、
今般(2)「   」が制定された。

高圧受電設備の電気保安確保に関しては、従前、(3)「   」
(資源エネルギー庁公益事業部長通達)が定められていたが、
近年の国の規制(4)「   」推進の方針により、廃止となったことを踏まえ、
その内容を勘案し、新たに民間規定として制定されたものである。

「高圧受電設備の施設指導要領」を具体的に展開した(5)「   」
(平成2年度版)をベースに最近の技術的動向(解釈の改正及び関連規格
等の制・改定を含む)を反映させたものとなっており、高圧受電設備の
電気保安確保への寄与が期待されている。

回答群

(1)低圧受電設備 (2)高圧受電設備 (3)高圧受電設備規定
(4)高圧受電設備指針 (5)高圧受電設備の施設指導要領
(6)強化 (7)緩和

解答

(1)高圧受電設備
(2)高圧受電設備規定
(3)高圧受電設備の施設指導要領
(4)緩和
(5)高圧受電設備指針

解説

高圧受電設備規定の適用範囲は、「電気事業者から高圧で受電する
自家用電気工作物」である。
その内容は、
「序章」、「第1編 標準施設」、「第2編 保護協調・絶縁協調」、
「第3編 高調波対策」、「第4編 電力系統連携」及び「資料」
により編成されている。
また、各地区の電気事業者の実務的な運用に関する事項が付録として
纏められ、同時に発刊されている。
各編は、いくつかの章により構成され、その内容は[規定]と[解説]
に分かれている。
[規定]は、遵守すべき基準であり、その規定内容により「義務的事項」、
「勧告的事項」及び「推奨的事項」に区分されている。
[解説]は、規定に示された事項を具体的に適用するために必要な
技術的要件について解説を加えたものであり、
高圧受電設備規定の特徴ともいえる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月 5日 (水)

直流電動機

◆機械「直流電動機に関する問題」

ある直流電動機が出力5(kW),回転速度N/minで運転している.
このときのトルクτ(Nm)の値を求めなさい。

解答

80Nm

解説

τ=P/(2πN/60)
=5000・60/(2π・600)
=80(Nm)

P=E・Ia=2π(N/60)τ

このように、直流電動機の出力は、
逆起電力と電機子電流との積に等しく、
また、トルクと回転速度の積に比例する。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月 4日 (火)

接地工事

◆電力「接地工事に関する問題」

15ΩのB種接地工事で接地された100V単相2線式電線路がある。
これに接続された機器の外箱は85Ωの抵抗値でD種接地されている。
この回路で機器に地絡が発生すると、外箱の対地電位(V)および
この機器の外箱に1800Ωの人体が接触すると、
人体に流れる電流(mA)はいくらか。

解答

対地電位
85V

電流
47mA

解説

B種接地15ΩとD種接地85Ωで合計100Ωの抵抗値で
変圧器の中性点に接続されている。
ここで機器に値絡が起きると、閉回路か完成し1Aの電流が
流れる。

機器の接地抵抗85Ωに1Aが流れるので、
電位の上昇は85Vである。

また、1800Ωの人体が接触したとすれば、
85/1800=47mAの電流が流れる。

200mA程度の電流で人間は死亡することがあるといわれている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月 3日 (月)

合成電流

◆理論「合成電流に関する問題」

ある回路網の1点に電流
i1=I1mSINωt と
i2=I2mSIN(ωt+π/2) が
流入している。
この2つの電流を合成した電流の最大値、及び
合成した電流とi1との位相差を求めなさい。

解答

合成電流の最大値
Im=√(I1m^2+I2m^2)

位相差
θ=ATAN(I2m/I1m)

解説

i1は最大値がI1m、角周波数はω、i2は最大値がI2m、角周波数はω
なので時間がたってもi1とi2の位相の関係は変化しない。
i2は、ωtの次にπ/2(90deg)が加えられているので、i1より
90度進んでいる。

合成電流Iは、
I=√(I1m^2+I2m^2)SIN(ωt+θ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月 2日 (日)

非常用予備発電機

◆法規「非常用予備発電機に関する問題」

次にあげる非常用予備発電機回路に接続する負荷の内、
通常一般的に接続されないのはどれか。

1.一般事務室、食堂等の照明の一部

2.誘導灯、非常灯、各種表示灯

3.エレベータ

4.エスカレータ

5.消火ポンプ

解答

4.エスカレータ

解説

非常用予備発電機に接続される負荷には、一般的に下記のような
ものがある。

1.照明
・一般事務室、食堂等・・・1スパン1灯以上
・守衛室、宿直室、医務室、庶務担当課等・・・全灯数
・電気室、発電機室、配線室、中継台室等・・・必要灯数
・機械室・・・必要灯数
・厨房、浴室(多人数用)・・・必要灯数
・湯沸し室、便所・・・全灯数の1~1/2
・廊下・・・全灯数の1/2~1/3
・階段・・・全灯数
・誘導灯、非常用照明、各種表示灯・・・全灯数

2.コンセント
業務の継続に必要なもの

3.整流装置及び通信用電源
・電話用
・受変電操作用、非常照明用
・火報受信機、防火戸、防火ダンパー等の連動制御器、拡声、インタホン親機

4.動力
・エレベータ(切替えにより1台運転)
・揚水ポンプ
・排水ポンプ(浄化槽、汚水、雑排水)
・吸気・排気ファン(発電機室、無窓の居室、厨房、湯沸し室)
・自家発用補機類(別置式ラジエータファン、油ポンプ等)
・冷蔵庫、冷凍庫(厨房用、実験用)
・シャッター等の防火機器

5.防災用動力
・消化ポンプ(火災時のみ運転)
・排煙ファン(火災時のみ運転)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年2月 | トップページ | 2008年4月 »