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2008年1月28日 (月)

直列コンデンサ

◆電力「直列コンデンサに関する問題」

直列コンデンサを設置した送電線路に関する次の記述のうち,
誤っているのはどれか.

(1)長距離送電が可能
である.
(2)短絡電流が減少する.
(3)送電電力が増大する.
(4)安定度が向上する.
(5)送電線のリアクタンスとあいまって,共振現象を発生する危険性がある.

解答

(2)

解説

1)直列コンデンサ

  直列コンデンサは、回路に容量リアクタンスを直列に挿入して線路リアクタンスを
  補償することにより、電圧降下や電圧変動の改善を行うものである。
  代表的な適用例には電鉄負荷がある。

2)直列コンデンサ
  
  容量性インピーダンスで誘導性インピーダンスを補償し、電圧降下を救済する。

  直列コンデンサに印加される過電圧の要因
  a.線路短絡故障時の故障電流が流れた場合
  b.大きな負荷が急激に印加された場合
  c.分数調波振動によるコンデンサ瞬時過電圧
    (実設備には分数調波抑制リアクトルが付属)

3)直列コンデンサ
送電線の送電容量を増強するために,最近,直列コンデンサが設置されはじめているが,
とくに九州電力の山家変電所においては,わが国最初の22万Vのものが設置された。

スエーデンでは38万Vの直列コンデンサが引きつゞいて設置されており,
将来における50万V,65万Vの計画系統にも直列コンデンサを施設する予定である
といわれている。

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