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2007年12月15日 (土)

変圧器の過負荷運転

◆機械「変圧器の過負荷運転に関する問題」

電気学会(JEC)の「油入変圧器運転指針」では、
自冷式または水冷式油入変圧器の
24時間以内における1回の短時間過負荷に対して、
過負荷前の負荷が50%のとき、過負荷時間が1時間以内であれば、
何%の過負荷が許されるか。

解答

150%

解説

変圧器は、特定の条件がかなうならば、定格出力をこえる負荷で
あっても、なんら損傷を与えること無く、短時間あるいは連続に
運転することができる。

変圧器過負荷運転指針としては、電気学会の「油入変圧器運転指針」
(昭和46年6月)がある。

a.周囲温度の低下による過負荷
最高周囲温度が30℃より1℃下がるごとに
(水冷式では冷却水最高温度が25℃より1℃下がるごとに)
変圧器出力に対し、0.8%だけ過負荷させることができる。
だだし、0℃以下は対象外である。

b.温度上昇試験記録による過負荷
規定の温度上昇限度より試験値が5℃以上低い場合は、
その差1℃ごとに定格出力に対して、1%だけ過負荷させる
ことができる。

c.短時間過負荷
24時間以内における1回の短時間過負荷に対して、
変圧器は以下の数値だけ過負荷とすることができる。

定格出力の倍数(%)

自冷式または水冷式

過負荷前の負荷(%)  90    70    50
--------------------------------
過負荷時間(h)
0.5        147   150   150

  1        133   139   145

  2        120   125   129

  4        110   114   115

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