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2006年11月 6日 (月)

分布静電容量

◆電力「分布静電容量に関する問題」
次の文章は送電線の分布静電容量により起こる問題に関する記述である。
空欄に当てはまる答えを回答群の中から選びなさい。

長距離送電線路を無負荷で充電する場合、
分布静電容量の影響で問題が生ずる。
長距離送電線路などで負荷が小さい場合、
特に無負荷の場合には線路に流れる電流が
静電容量のため(1)[   ]電流となり、
(2)[   ]電圧が、(3)[   ]電圧より
(4)[   ]なることがある。
この現象を(5)[   ]という。

回答群
(a)低く (b)進み (c)受電端(d)ショットキー効果
(e)フェランチ効果 (f)高く (g)送電端 (h)遅れ

解答
(1)-(b) (2)-(c) (3)-(g)
(4)-(f) (5)-(e)

解説
三相三線式送電線路における、電圧降下の簡略式は

ΔV=SQR(3)I(RCOSθ+XSINθ) (V)

ΔV:電圧降下 I:線電流 R:1線当たりの線路抵抗
X:1線当たりの線路リアクタンス COSθ:負荷力率

通常負荷力率が遅れの場合は、RCOSθ、XSINθは
正の値をとり、電圧降下ΔVも正の値である。
しかし、線電流Iが進み力率になると、XSINθの符号は
負となり電圧降下ΔVは減少する。さらに進み力率が大きくなると、
電圧降下ΔVの符号も負となり、
送電端電圧よりも受電端電圧が高くなる現象(フェランチ効果)が
起きる。

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